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会長あいさつ

 

新年を迎えて

平成30年1月
日本公認会計士協会北部九州会
会長 本野 正紀

 新年、明けましておめでとうございます。会員、準会員の皆さまにおかれましては、新たなお気持ちで新年をお迎えになられたことと存じます。また、常日頃より会務へのご理解、ご支援をいただきまして、誠にありがとうございます。年頭に当たりまして、ご挨拶申し上げます。

 昨年は米トランプ大統領の就任、北朝鮮問題などさまざまな出来事がありましたが、年末にかけて、日経平均は6年連続の上昇となり26年ぶりの高値となりました。酉年の株式相場は昨年で5連勝になり「申、酉は、騒ぐ」の相場格言に相応しい年になりましたが、今年の戌年は「戌笑う」の相場格言どおりになりますでしょうか?ちなみに戦後の戌年は、4勝1敗のようです。先行きの不透明感はありますが、今後の世界経済拡大への期待の兆しが見られるスタートです。

 北部九州会では、2016年6月10日開催の定期総会後から新たな役員による会務運営となり、1年7か月が経過、3年の任期の折り返しを迎えたところであります。皆さまのご協力により、何とか無事に会務を遂行できており、心より感謝申し上げます。

 2017年の九州実務補習所生33名の入所式において、会計士に必要なものは「専門性と人間力」と話しました。私の考える人間力は、鎌田實氏の言葉を借りると以下に要約されます。

 (1) 空気に流されない力 :「服従」しない自立した生き方。
 (2) 人生を楽しむ力:どんな困難でも、それ自体を楽しみと思える力。
 (3) 愛と死を受け入れる力:愛する力と愛される力。死を恐れない力。
 (4) 破壊力:壁を壊す力。決断力、持続力、勇気、経験と知恵。
 (5) 別解力:ひとつの価値観にこだわらず、いろいろなモノサシを持っている。
 (6) 孤独を怖がらない力:内なる鬼神の存在。善の中にある斑模様の悪。

2018年における協会本部及び北部九州会の具体的な施策は、以下の通りです。

本部としての重点施策

(1)資本市場におけるインフラとしての監査に関する諸課題の解決と開示充実への取組み。

(2)公認会計士の業務を通じた地域の経済・コミュニケーションへの貢献、
会計職業専門団体としての社会的な課題解決に向けた取組み。

(3)公認会計士業務にとどまらず会計専門家として幅広く活躍する人材の育成と公認会計士の魅力向上。

(4)公共の利益に貢献する公認会計士に対する理解促進のための情報発信と協会活動の組織的・財政的基盤の強化。

地域会としての施策

(1)協会本部との連携による本部施策の着実な実行
社会福祉法人及び医療法人の監査を通じた監査への信頼向上。
組織内会計士のネットワーク作りや社外役員に就任している会計士間での勉強会の開催。
女性会計士活躍推進が全国モデルになるような環境作り。

(2)官公庁及び関連諸団体との連携による地域貢献
北部九州会からの推薦で、包括外部監査人、監査委員、各官公庁の委員会委員、監事など
200先以上に会員が就任しており、今後は一層の女性会員の推薦依頼にも対応できる体制作り。
昨年、福岡専門職団体連絡協議会に新たに中小企業診断士協会が加入して
10士業の団体になったため、さらなる連携の強化及び活動の充実。
福岡財務支局長、福岡国税局長、九州経済産業局長、日銀支店長による講演会の継続。
福岡七社監査役会及び日本監査役協会九州支部との定期的な懇談会の実施と充実。
商工会議所との連携による相談会の開催。

(3)会員相互間の親睦の充実
定期総会、研究大会、西日本連合総会、賀詞交歓会などの協会活動への若手会計士、女性会計士の積極的な関与。
忘年会、ゴルフ大会などへの参加者の拡大。

(4)広報活動の充実
福岡経済八社会との定期的な懇談会のさらなる充実に向けた取組み。
今年6月20日に開催される公認会計士制度70周年に向けた講演会、記念パーティーの確実な実施。
会計基礎教育推進態勢の一環として、大学などへの寄付講座の検討。

(5)会員章の普及
公認会計士協会の会員章を着用する運動を進めたいと思います。
役員会でも会長、副会長以外の多くの役員は会員章を着用していない状況です。
せめて定期総会などの協会行事に参加されるときは、会員章を皆さまで着用していただきたく、
また申し込みによりクリップ式の会員章も追加交付されることになっています。

 今年は明治維新から150年に当たります。明治維新と九州とは密接な関わりがあります。吉田松陰は「夢なき者に理想なし 理想なき者に計画なし 計画なき者に実行なし 実行なき者に成功なし 故に夢なき者に成功なし」、坂本竜馬は「これより天下のことを知る時は、会計もっとも大事なり」との言葉を残しています。

 また、一足先に70周年を迎えられた福岡経済同友会は昨年11月に記念事業として「福岡から日本を変える~政策の質の向上を~」を提言されています。会計士業界もさまざまな課題がございますが、会員・準会員の皆さまのご理解とご支援を得ながら、我々も大きな夢を持ち、また北部九州から日本を変える覚悟を持って、会計士業界のために一歩一歩前進したいと思います。よろしくご協力のほど、お願い申し上げます。

 最後になりますが、本年が皆さまにとってより良き1年になりますよう、皆さま方のご健勝とご活躍を祈念いたしまして新年の挨拶とさせていただきます。

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