2024年1月
日本公認会計士協会 北部九州会
会長 宮本 義三
2024年1月
日本公認会計士協会 北部九州会
会長 宮本 義三
謹んで新年のお慶びを申し上げます。
初めに、令和6年能登半島地震並びに航空機の事故におきまして、被災されました方々並びに関係者の皆さまに心よりお悔み並びにお見舞い申し上げます。一日も早い復旧を心より祈念申し上げます。
令和5年は、令和4年に引き続き世界情勢は激動の一年でした。不安定な為替相場、継続的な資源・物価高騰により、経済情勢は依然不安定な状況が続いております。また、公認会計士を取り巻く環境も、改正公認会計士法の施行、倫理規則の改定、サステナビリティ情報開示の充実、11月20日に成立した「金融商品取引法等の一部を改正する法律」により本年4月より四半期開示制度の見直しが実施される等、激しく変化し続けました。このように変化が激しく、経済情勢が不安定な中では、資本市場はもちろん、社会やステークホルダーに対して、公認会計士が「信頼」という価値を提供することがより一層重要になるものと考えております。
北部九州会としましては、本年も引き続き、様々なステークホルダーの方々との意見交換の場を大切にし、地域経済、資本市場の持続的で健全な発展のため、および各フィールドで会員・準会員の皆さまが「信頼」という価値を提供し、業務がより円滑に行えるよう尽力してまいります。そして多様で優秀な人材が一人でも多く、公認会計士業界に関心を持っていただけるよう、渉外・広報活動にも注力してまいります。
令和6年は甲辰(きのえ・たつ)、成功という芽が成長し、整い、天に向かって躍動し盛運を期する年といわれています。皆様にとってそのような一年となりますことを心より祈念しております。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。